実践編その① 落差と距離の測り方

西田先輩

実際に水路の【落差】を測ってみよう!
落差の測り方は次の通りです。

落差については、知識編その②の「落差とは」で説明しているよ。

目次

落差の求め方

A地点の標高 □m B地点の標高 □m = 落差 □m

取水口(ヘッドタンク設置)の高さと発電地点(水車設置)の標高を調べ、その差で落差を導き出します

地理院地図を使った方法

西田先輩

地理院地図とは
国土地理院が整備した日本の国土に関する地図で、
地形図や写真、標高、災害情報などを閲覧できるウェブ地図です。パソコンやスマートフォンから無料で利用できます。

場所を探して標高を調べる方法

・地理院地図の画面の検索バナーから調べたい地名を入力して場所を検索できます。
・地図をズームしながら、調べたいポイントを見つけることもできます。

取水地点になる場所に+を合わせ、標高を確認します。

発電地点になる場所に+を合わせ、標高を確認します。

取水地点(A)と発電地点(B)の落差を求める。

例) Aの標高 259.8m Bの標高239.3m = 落差 20.5m

取水地点と発電地点の距離を調べる

上から見たおおよその距離を調べる方法です。

Googleマップで調べた座標から標高を調べる方法

Googleマップで場所の座標を調べ、地理院地図で標高を調べる方法です。

googleで場所をピンポイントで調べたい場合は、ピンを立ててからお座標をコピーします。

地理院地図の画面の検索バナーに、googleからコピーした座標をペーストします。

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